デジタルファブリケーションが技術者の未来にもたらすもの
みなさんこんにちは。
Twitterでのつぶやきをブログにまとめるのがパターンになってきました。いや、夜中につぶやいたことなんで大したことは書いておりません(>_<)
以下Twitterから転載です。
---------------
ずっと前から日本の技術者はもっと評価されるべき、なんて思っていたけれども、結構思い違いのところもあって何だか恥ずかしい気もするのだが、結局やっているビジネス自体が儲からないのに評価しようがないということなのだよなぁ。
これは労働市場の流動化という問題だと思うのだけれども、企業内の技術者も自分の会社や製品にあまりにこだわりすぎると、自分は評価されていないとか思ってしまうのではないかな。もっと柔軟にビジネスのパートナーを選択するような形態になった方がいいんじゃなかろうか。
請負仕事をするフリーランスの技術者というよりは、その時々で一緒にビジネスを構築していく対等のパートナーみたいな感じ。そこで要求されるのは、ビジネスの課題を技術的な課題に落とし込んでいく能力、知らないことでも短時間でキャッチアップできるスキル、自分ができないことを頼むネットワークといったところか。
これからは企業内で、その会社の製品やサービスを長く支えていく技術者と、外に出て個人でやる人間と別れていくのではないか。企業内に残った人は技術者であっても、最終的には経営幹部として会社のビジネスを支え、外に出た人は緩いつながりを繰り返しながらネットワークを広げビジネスを作り出す。
安定を求める人は企業に残り、もっとスケールさせたい人は外にでる。安定の中にいながら評価されないと言ったり、海外での事例にあこがれても仕方があるまい(←過去の自分)
昨今のメイカーズムーブメントやデジタルファブリケーションの流れは、モノづくりの世界を一般に広げている訳だけれども、実は企業内に囲われているプロの技術者が、外の世界のビジネスにつながる場所としても機能するのではなかろうか。
ビジネスを作り出す人間と、モノを作り出す人間が、緩いつながりでそのネットワークを有機的に広げていくイメージ。そういったものがなんとか実現できないだろうか。。。
また思いついたら何か書きます。